

1966 (昭和41)年7月、日本初の日本画専門の美術館として日本橋兜町に開館しました。創立者山﨑種二が「絵は人柄である」という理念のもと、作家と直接交流し蒐集、寄附した美術品を核とするコレクションです。その後、1976 (昭和51)年には、二代目館長の山﨑富治が旧安宅コレクションの速水御舟作品105点を一括購入。それまで所蔵していた作品と合わせて120点の御舟作品を所蔵し、「御舟美術館」として親しまれてきました。2006年には、開館40周年を迎えています。

明治から現在までの近・現代日本画を主として約1800余点を所蔵。所蔵品は特定の流派や作家に偏ることなく、古画、浮世絵、油彩画なども含まれています。岩佐又兵衛《官女観菊図》、椿椿山《久能山真景図》、竹内栖鳳《班猫》、速水御舟《炎舞》《名樹散椿》の5点の重要文化財、酒井抱一《秋草鶉図》などの重要美術品を所蔵。また、《鳴門》《醍醐》など戦後の院展出品作のほとんどを含む、135点の奥村土牛コレクションでも知られています。横山大観《心神》《作右衛門の家》、上村松園《砧》《新蛍》、小林古径《清姫(8面連作)》《菖蒲》、村上華岳《裸婦図》、東山魁夷《年暮る》などは、近代日本画の発展に欠かせない作家の作品です。

年間6、7回のテーマを設け、それぞれに相応しい作品を選んで展示します。
所蔵品による移動展各地からの要望に応え、日本画の普及と地域文化の向上に役立つよう、館蔵品展を開催しています。
※日本画の絵具や材料は環境の影響を受けやすく、長期間の連続展示に耐えられないという日本画の特質に則り、当館では常設展示は致しておりません。1800余点の当館の所蔵品を皆様に楽しんでいただくため、企画展の形式で毎回作品を入れ替えて展示しております。
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